今こそ『ガラスの仮面』です。

0

『ガラスの仮面』、もうあまりのグタグタ感にネタ化しているけれど、コンスタンスに作品が出版されてた頃にこの漫画に出会いました。他のたくさんの人と同様に、夢中になった私も、今ではあんなに憧れた真澄さんのダメ男ぶりに飽きれ、紫織さんの狂いぶりに恐ろしさを覚えつつも、未だに新刊を待ち続けています。

ちなみに、私がはまったのは、「二人の王女」というイギリス女王エリザベス1世とスコットランド女王メアリーの関係にインスピレーションを得たとみられる劇の前半が描かれている巻からです。後半部分がどうなるのかを知りたくて、次の巻を買い、その劇ができる前はどういうことがあったんだろうと前の巻を買いました。その後、新しい巻が出るのを待っている間に、こつこつと1巻から揃えました。

私がこの漫画に心から夢中になっていた頃、登場人物の服装や絵は違和感のないものでした。さすがに今は、少し古い感じもしますが、マヤは演劇のこと以外は、普通よりもすべての面において出来の悪い女の子です。そんな彼女は恵まれた家庭の子ではありません。いじめられることも多いです。でも、頑張れば見ていてくれる人がいる、評価してもらえるというこの漫画に流れるテーマは、6人に1人が貧困家庭だという現代においてこそ、小中学校の図書室においてほしいと思う程の名作だと思います。

色々なご意見があるかと思いますが、あと何年かかってもいいので、すっきりとしたハッピーエンドを望んでいます。美内すずえ先生、どうかよろしくお願いします。